フラ・フラダンス
- 2021年放送
- ドラマ
- コメディ
- 青春
基本情報
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原作
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監督
水島精二、綿田慎也
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シリーズ構成
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キャラクターデザイン
やぐちひろこ
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音楽
大島ミチル
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アニメーション制作
BN Pictures
あらすじ
いわき市に住む夏凪日羽は高校卒業後の進路に悩んでいたが、ある時一枚のポスターを目にする。それはかつて姉の真理が勤めていたスパリゾートハワイアンズの新人フラガール募集告知。今は亡き真理もかつてフラガールとして踊っていたこともあり、その後を追うような形で応募、ダンス未経験ではあるものの採用されることになった。
PV・予告映像
管理人レビュー
78.8 点
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物 語3.8
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作 画4.0
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声 優4.0
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音 楽3.8
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キャラ4.1
全体を通してバランスが良く観やすかったです。
ただストーリーがやや単調だった印象があるので、もうちょっと話の波に高低差があっても良かったかなあと思いました。
もう一点残念だった点として、ダンスシーンがいまいちでした。
フラダンスだから仕方がないのかもしれませんが、迫力というかワクワク感みたいなものがありませんでした。
急にCGっぽくなったのも少し気になりました。
あと入社式のシーンで全員が「アロハー」って言ってる感じが、ちょっと宗教じみてて怖かった笑
レビューとは関係ないですが…
実際のハワイアンズでもダンサーとして入社すると、同時にダンス学校の学生になるみたいです。
本作では定期的にダンスのテストがあって、全体順位が伝えられていたので、実際も同じような感じで学生同士で凌ぎ合う、宝塚のような厳しい世界なのかもしれませんね。
みんなのレビュー (3件)
74.7 点
震災復興という重いテーマを、少女たちの明るくコミカルなドラマで描いており、特にアイドルのステージはエネルギッシュで元気をもらえます。
しかし、映画の尺の都合上、全員のドラマがやや薄く感じる部分も。
また、背景に感じる狭い人間関係や前作との比較での期待が影響するかもしれません。
全体としては女児向けアニメの雰囲気もありながら、中々の出来で楽しめました。
主人公の震災での失意を乗り越える姿勢や、新人フラダンサー5人のエピソードは心温まりました。
しかしながら、全員のエピソードが深堀りされず、蘭子のキャラクターや人形のオチが微妙に感じる部分も。
福島復興を背景にしたこの作品は、新たなフラガールの成長として前向きに楽しめるが、ラストには少しヒネリが欲しかったですね。
アイドルライブの尺が長く、主題から逸れたシーンも。もっと震災やフラダンスに焦点を当てた構成にすれば、より感動的な作品になったのではないかと思う。