江戸前エルフ
- 2023年(春)放送
- コメディ
基本情報
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原作
樋口彰彦
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監督
安齋剛文
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シリーズ構成
ヤスカワショウゴ
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キャラクターデザイン
小田武士
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音楽
松田彬人
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アニメーション制作
C2C
あらすじ
東京都中央区月島。
江戸時代より400年以上の歴史を刻む『高耳神社』(たかみみじんじゃ)。
祀られたるそのご神体は、異世界から召喚され、すっかりひきこもったエルフでした。
ご神体のエルフ・エルダに仕えるのは、高耳神社15代目巫女の小金井小糸。現代文明とオタク趣味をエンジョイするエルダに振り回されながらも、彼女が教えてくれる江戸の文化に胸をときめかせ、連綿と紡がれる月島の人々とエルダのつながりにほっこり。
でもやっぱりこのエルフ、ぐうたらすぎる!
しかも他の神社のエルフ&巫女コンビまで現れて……!?
江戸と令和をつなぐゆったり下町コメディ、始まります。
PV・予告映像
管理人レビュー
86.4 点
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物 語4.1
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作 画4.4
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声 優4.4
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音 楽4.4
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キャラ4.3
面白かったです。
ただ伏線的なものが回収されていないので、考察が好きな人は不完全燃焼のままもやもやするかも。
・小糸の両親はどこにいるのか。(死別してる雰囲気ではあった)
・江戸時代に何があってエルフが召喚されたのか。
・なぜ各地で?エルフがご神体として祀られているのか。
あたりが未回収のはず。(見落としの可能性有)
エルフについては設定と言えばそれまでですが、小糸の両親についてはなんでちゃんと説明がないのかは気になったまま終わりました。。
良かった点は
・キャラデザ
・エルダのしゃべり方
・OP
・江戸知識
です。
キャラデザについては、少し古めな印象を受けましたが、『神社』や『江戸』といったテーマには合っていたと思うし、デフォルメが抜群に可愛く描かれていました。
エルダのしゃべり方については、申し訳なさそうにしゃべる感じがエルダというキャラクターにばっちりハマっていたと思います。
OPについては、江戸っぽい音色と曲調で作品に合っていて良いと思いました。
江戸知識については、毎話江戸時代の豆知識みたいなものがあるので、雑学好きには嬉しい要素でした。
各話ごとの一言レビュー
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1期1話
面白かった!
エルフなのに神様としての力がない(なんならダメダメ)っていう設定も良かった。
それをエルダ自身が自覚しているのに、神事をやっているのも面白かった。
『エルフなのに』『神様なのに』っていうフックがこの作品のキモですね。 -
1期2話
「お賽銭の前借り」というパワーワードが出てきた笑
こまちゃんの初手「耳なげえ!」は、エルダに相当なダメージがあったはずだったけど、仲良くなれそうで良かった。 -
1期3話
江戸時代の日本に象がいたのは知らなかったなあ。
他にも江戸時代の氷とかロウソクについての話とかがあって知見を広めました。
このデフォルメエルダの口が可愛くて良い。 -
1期4話
ヨルデと向日葵が登場。
褐色の幼女エルフは性癖刺さる人多そう。
エルダがしれっと魔法使ってたけど今までに魔法使ったことあったっけ?やけにあっさりしてた。
エルフは風邪をひいたら揚げ物が食べたくなるのね。 -
1期5話
メッセ(LINE?)知らないのにwifiは知ってる感じ、エルダの引きこもりの質が表現されていて良かった。
LINEのプロフ画像が調子乗ってる小糸だったり、はっきり似合ってないと言うこまちゃんだったり、キャラの性格が出ていた回。 -
1期6話
いつもは江戸の豆知識だけど、今回は富士山の名前の由来の話があった。毎回勉強になる。
エルダは神様だから祈られる側だと思うんだけど祈る側なのね。 -
1期7話
こゆずは料理だけじゃなくて絵も描けるのか!
名前ありサブキャラのかどちゃんとあかねちゃんは同級生らしい。
この二人も街の人たちも良い人しかいない。と言うかエルダやたら好かれてるよね。 -
1期8話
金沢のご祭神ハイラと巫女のいすずが登場。
小糸はアホキャラなのかな?いままではちょっと流行に疎いだけかと思ってたけど今回はアホっぽかった。
最後スーパーレアをもらったときのエルダのリアクションが良かった笑 -
1期9話
エルダって毎回昔の話するけど、記憶力すごいよね。エルフの能力なのかな?
ビデオテープを知らないと巻き戻しも分からないのね。小糸のリアクションが新鮮だった。
小糸のママがチラ見えしたけど、小糸ママって亡くなってる設定だっけ? -
1期10話
アバンタイトルがあったり、アイキャッチ?があったり、Cパートがあったり、いつもと違う構成だった。
話を細かく分けてたからアニオリ回なのかな?
猫を触れないエルダと寝相が悪い小糸は解釈一致。 -
1期11話
前半は探偵&裁判ごっこの話。後半は弓耳祭りの話でした。
弓耳祭だいぶ言いにくい。エルダも甘噛みしてた気がする笑
いつも以上に「じいちゃん」ってワードが出てきたけど、いつになったらそのじいちゃんは出てくるんだろう。
ゲーム画面みたいな表現が良かった◎ -
1期12話
エルダの弓の教え方がちょっと長嶋茂雄味あって面白かった。
海に飛び込んでまで的に当たるようにしたエルダがカッコ良かった。
最終話の最後の最後でついにじいちゃんがチラ見えした!
みんなのレビュー (3件)
93.7 点
エルダの視点から見える江戸時代と現代東京の鮮やかな描写、その客観的な視点から描かれる社会への洞察力が、視聴者に深い思索を促します。その一方で、細かな設定の矛盾を愉快に楽しむことも、この作品の醍醐味となっています。
とにかく、一度観れば彼らの世界に引き込まれること間違いなしの作品で、強く推奨します。
小清水さんが演じるエルフのエルダや、他の個性豊かなキャラクター達の掛け合いが楽しく、視聴者に癒されました。
東京下町が舞台となっており、ゆったりとしたアニメを楽しみたい人に特におすすめの作品です。
原作とアニメの双方から魅力を感じ取れるところが特徴で、声優陣の演技も自然で違和感がありませんでした。
異世界から江戸時代へ転生したエルフのエルダと現代の巫女・小糸の掛け合いはユーモラスで心地良い!その中に江戸時代の豆知識が散りばめられており、視聴しながら知識が増える点も良かったです。