暦物語
- 2016年(冬)放送
- サスペンス
- ミステリー
基本情報
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原作
西尾維新
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監督
板村智幸
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シリーズ構成
東富耶子、新房昭之
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キャラクターデザイン
渡辺明夫
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音楽
神前暁
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アニメーション制作
シャフト
あらすじ
こよみストーン
四月初旬、阿良々木暦はクラス懇親会の会議の折、委員長の羽川翼から不思議な石の話を聞く。学校内の花壇に小さな祠が建てられており、そこに奇妙な石が祀られているという。春休みに吸血鬼がらみの事件で五百万円の借金をしてしまった暦は、この話を怪異の専門家、忍野メメに売ることで返済に充てようと目論む。
こよみフラワー
五月初旬、戦場ヶ原ひたぎが抱えていた蟹の怪異の事件が解決した翌日、暦はひたぎから不思議な話を聞かされる。その話を確かめるため、暦は私立直江津高校の屋上に外から侵入すると、そこにはひたぎの言ったとおり、真新しい花束が供えられていた。ひたぎも怪異がらみで忍野メメに借金をしてしまっていたため、この話で返済に充てようとする。
こよみサンド
六月中旬、忍野メメがこの町を去ってから数日が経過したある日のこと。暦は八九寺真宵から不思議な砂の話を聞かされる。とある砂場が、鬼の顔のような模様を浮かび上がらせるというのである。暦は真夜中の公園へと足を延ばし、事の真相を確かめる。
こよみウォーター
七月某日、暦は部屋を片付けるために、後輩の神原駿河の家を訪れていた。部屋を片付け終わった暦は駿河から風呂に入って行くように勧められる。そして、その風呂に使われているという不思議な水の話を聞かされる。その水には未来の結婚相手の姿が浮かび上がるのだと言う。
こよみウインド
八月上旬、詐欺師が流布した不吉なおまじないの事件が解決したある日のこと。千石撫子は事後報告とお礼ということで暦の家を訪れていた。暦と撫子は詐欺師がどうやって「おまじない」の噂を流布したのかを考える。
こよみツリー
九月下旬、暦は妹の火憐と一緒に、火憐が通う空手道場を訪れた。火憐曰く、不思議な木がその道場に生えており、門弟たちがそれを切り倒そうとするのを止めてほしいとのことだった。暦はいつから存在したのかも分からないその木の謎について考える。
こよみティー
十月某日、暦は妹の月火の相談に乗ることになった。月火の所属している茶道部に不思議なお化けの噂が広がっているという。月火は全くそれを信じていないのだが、不思議な噂を信じる他の部員たちと噛み合わなくなっているとのこと。
こよみマウンテン
十一月上旬、暦は扇に誘われ北白蛇神社を訪れた。この神社の社屋が作られたのは道が整備される遥か前であり、木材の運搬は極めて困難だったはず、と扇は北白蛇神社建設の謎について、暦に尋ねる。
こよみトーラス
十二月、暦はひたぎの手作りドーナツを五つ受け取る。忍は匂いを嗅ぎつけすぐに起きてくるが、ミスタードーナツではないのかと落胆。しかし一つ食べると興奮し、残りの四つも求めてくる。暦が断ると、忍はある勝負を持ちかける。
こよみシード
一月中旬、センター試験からの帰り道、暦は道で余接と出会った。聞けば彼女は、余弦に頼まれてある探し物をしているのだという。暦は勉強に忙しいが、放って帰るのも気が引ける。手伝うことにした暦だったが、余接は探し物が何か答えない。
こよみナッシング
二月下旬、暦は北白蛇神社に居を構えた余弦のもとを訪れる。吸血鬼の力を乱用するわけにはいかなくなったので、体術の方を鍛えたいと余弦に申し出る。そこで暦は、余弦と余接の正確な関係についてふと気になり、余弦に尋ねる。余弦はただ答えるのはつまらないと、一発入れることができたら答えると言う。
こよみデッド
三月中旬、大学受験の日の朝。暦は余弦のいなくなった北白蛇神社を日参するようになっていた。そこで暦を待ち構えていたのは臥煙伊豆湖。彼女と怪異の話をしていたところ、伊豆湖は怪異の被害を抑えるためには暦の動きを止める必要があるという。伊豆湖が暦に向けたのは、正真正銘本物の「怪異殺し」と呼ばれる刀だった。