秒速5センチメートル
- 2007年放送
- ドラマ
- 青春
- 恋愛
基本情報
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原作
新海誠
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監督
新海誠
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シリーズ構成
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キャラクターデザイン
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音楽
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アニメーション制作
コミックス・ウェーブ・フィルム
あらすじ
小学校の卒業と同時に離ればなれになった遠野貴樹と篠原明里。二人だけの間に存在していた特別な想いをよそに、時だけが過ぎていった。
そんなある日、大雪の降るなか、ついに貴樹は明里に会いに行く……。
貴樹と明里の再会の日を描いた「桜花抄」、その後の貴樹を別の人物の視点から描いた「コスモナウト」、そして彼らの魂の彷徨(ほうこう)を切り取った表題作「秒速5センチメートル」。3本の連作アニメーション作品。
PV・予告映像
管理人レビュー
85.2 点
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物 語4.5
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作 画4.4
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声 優3.8
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音 楽4.5
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キャラ4.1
【第一話 桜花抄】
中1にしてはセリフとか手紙の文章・文字とかがだいぶ大人びているけど、恋愛に関しては年相応な感じ。
読書好きの中1はこんな感じなのかなあとか考えながら観てました。
電車でアカリのいる埼玉に向かう時にずっと立っている感じがすごくリアルだと思いました。
【第二話 コスモナウト】
小6の恋愛を高3まで続ける主人公と、中2の一目惚れを高3まで続けるヒロイン。
ヒロインの方は分からなくもないけど、主人公の方は純愛拗らせすぎでしょ。。
出す当てのないメールを打つ癖が怖い。。
鹿児島を舞台にすると大体ロケット絡ませてくるよなあなどと思いました笑
【第三話 秒速5センチメートル】
ネタバレの方に書きました。
【総評】
全体的に雰囲気が良いです。
ストーリーに驚きとか波はないですが、テンポが良いので途中で飽きることもありませんでした。
あと山崎まさよしの挿入歌が◎
みんなのレビュー (3件)
82.7 点
綺麗な画とともに流れる山崎まさよしの名曲が心に響きます。
しかし、物語は一般的な恋愛もの。彼の作品は、恋に臆病だった過去の自分を映し出しているよう。
環境や外力に翻弄される中での選択や未練の描写は、多くの人が共感できる内容だと感じます。
その綺麗な作画にはうっとりし、観る者を画面に釘付けにします。
一方で、物語の青春のリアルさには、モヤモヤとした感情や思い出がよみがえり、ある種の現実感を強く感じました。
恋愛のすれ違いや、未練が残る結末は、実際の経験を彷彿とさせ、とても感じ入りました。
背景の美しさとは裏腹に、キャラクターのモノローグが中心で、退屈さを感じる部分も。
しかし、その重さが青春のドラマチックな恋愛の真髄を伝えている。
選曲には賛否が分かれるかもしれませんが、純粋だった日々への想いが心に残ります。